| RAIDインターフェイス |
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RAIDをコントロールする場合、RAIDユーティリティソフトウェアをシステムに導入する場合と、RAIDボードと呼ばれるPCIバスのボードや、ディスクアレイシステムという外付けHDDを巨大にしたようなシステムを導入する場合があります。前者をソフトウェアRAID、後者をハードウェアRAIDと呼びます。
ソフトウェアRAIDではOSでサポートされている場合と、またアプリケーションソフトを導入することにより実装できるようになります。Windows2000Professional、Windows
XP ProfessionalではOSレベルでRAID-0または1が標準でサポートされています。MacintoshのMacOSでは標準でサポートされておらず、RAID構成をかけるときはATTO社のExpress
Pro-Tool等のソフトウェアを別途購入する必要があります。
これらソフトウェアRAIDを導入する一番のメリットはなんといってもコストです。Windowsユーザであればディスクを追加購入するだけで構築が可能であり、MacユーザであってもExpress
RAIDをはじめとしたRAIDソフトを購入すれば、数万円程度+ディスク代の出費でRAIDの構築が可能となります。但し、デメリットとしてはサポートされているRAIDレベルに限りがあり、ほとんどの場合、RAID-0か1までです。また、RAIDコントローラとしてCPUを使用するので、PCの負荷が非常に高くなる非圧縮ノンリニアシステムではパフォーマンスの低下が懸念されます。
ハードウェアRAIDはRAIDコントローラをPC側にではなく、拡張ボードなどに搭載されているMPUに実行させるシステムのことです。OSレベルでのRAIDがサポートされていない、Windows98ベースでのターンキー、RAID-3以上のRAID構成を行いたいMacintoshではこちらのシステムを選択する必要があります。コントローラにより、既にRAIDをかけられているため、OSからの見かけ上はソフトウェアRAIDと違い、一つのディスク装置として確認されます。
ディスクの接続方法などでいくつかの種類があります。
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▼ATA(エーティーエー)RAIDボード
ATA は市販のPCに標準でサポートされている、HDDをはじめとしたディスク接続のインターフェースです。現行市販されている中でもっとも高速なのはATA-100のRAIDボードで、転送レートは100MB/secです。HDDも160GBまで発売されており、(2002年5月現在)RAIDカード自体安価にて購入できます。またATAドライブ自体が後述するSCSIドライブに対し安価に提供されているので、コストを重視されるユーザには非常に魅力的なインターフェースです。
しかし、ATAのRAIDボードを導入したとしてもディスクの最大接続数4台と接続できるHDDが少ないこと、ATAのRAIDボードは通常使用ではあまり問題は出ないのだが、メーカによっては癖のあるボードなので、映像用として使用してみると思ったほどパフォーマンスが出ないということもあります。これはデバイスドライバ、チップのファームウェアに起因する現象であると考えるが、ベンチマークで70〜80MB/secの値が出ていても、実際使用してみるとDV圧縮ベースでもドロップフレームが出る場合があります。うまく稼働できたとしてもMPEG2
I-Flameか、1/2圧縮程度に押さえておいた方がいいでしょう。 |
▼SCSI(スカジー)RAIDボード
SCSI はコントローラをCPUにではなく周辺装置側に持たせた規格です。現在発売されている中ではU160-SCSIという160MB/secのデータ転送量を持つSCSIカード、およびRAIDカードが発売されています。32bit
PCIバスタイプと64bit PCIバスタイプがあり、32bit PCIではバススピードが約133MB/sec、64bit
PCIではバススピードが約266MB/secです。また、デュアルチャンネルタイプのU160-SCSIボードでは1枚のカード内に2つのチャンネルがあり、それぞれ独立して160MB/secの転送を行うことが出来ます。
更に搭載ディスク数もデュアルチャンネルの場合、最大30台の接続が可能なのであり、ディスクもATAタイプのHDDに比べ信頼性が高いです。大容量のRAIDシステムを構築するには非常に魅力あるボードですが、前述したとおり、ATAに比べると1GBあたりの単価はほぼ倍額程度で流通され、コスト的には多少見劣りがします。しかし、それにもまして非圧縮システムを構築する為の高速性と信頼性という他には代え難いメリットがあります。
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